FreeBSD 2.1.x-RELEASE 用 NAT patch
FreeBSD 2.1.x-RELEASEに付属のiij-pppに対するNATパッチです.
このパッチは,以前のバージョンのFreeBSDを使っている方の便宜をはかって
置いてあるものです.
しかし,NAT patch の開発は,2.2.x-RELEASEベースに移っています.
今後の新しい機能の追加は,2.1.xベースでは行ないません.
2.1.xベースのパッチでは,つぎの不具合と未対応項目があります.
- ダイアルアップ時にアドレス変換テーブルが正しく作成されないことがあります.
このために,クライアントマシンからプロバイダのDNSへのアクセスができなくなることがあります.
- Diabloには対応していません.
2.1.xをお使いの方は,最新の2.2.x-RELEASEに移行されることをお勧めします.
2.1.xに付属のiij-pppにNAT機能を組み込むためには,以下のソースとパッチを用意して下さい.
- FreeBSD2.1.5R(2.1.6Rでも可)付属のiij-pppのソースツリー
- NOROPさんによる,ダミーパケットを投げる必要がなくなるパッチ
ここで提供するパッチは,NOROPさんによるパッチを当てたiij-pppに対するパッチですので,上記の2つが必要になります.
オリジナルのiij-pppに対するものではありませんので注意して下さい.
なお,NOROPさんのパッチに関しては,On Demand Dialup IP への道を参照して下さい.
NOROPさんのパッチまで当てたら,いよいよ
次に,以下に示す本パッチを当てます.
なお,97/1/25版のNATパッチを当てている方のために,
そのパッチまであてたiij-pppに対するパッチも用意しましたので,
それぞれ自分に都合の良いパッチをD/Lして下さい.
パッチだらけで,最初のバージョンのNATパッチから利用している方には,
何がなんだかわからなくなってきてそうですね.すみません...
何が変ったかは,iij-pppをNAT対応にする技術情報と詳細を御覧下さい.
それぞれ,
- その1:
初めてNATパッチをあてる場合
[iij-ppp + ondemand-patch] に対するパッチ
- その2:
nat-970125-*.patch をあてている場合
[iij-ppp + ondemand-patch + NAT-patch(前バージョン)] に対するパッチ
のようになっています.
なお,どの方法をとっても,最終的に得られるソースツリーは同一のものです.
このパッチは,pppディレクトリのあるディレクトリにおいて,
% patch -p < nat-970215-1.patch (その1の場合)
% patch -p < nat-970215-2.patch (その2の場合)
と実行すればあてることができます.
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